あなたの会社は金融機関からどれくらいの融資を受けられるのか③
あなたの会社は金融機関からどれくらいの融資を受けられるのか③
企業経営を行っていく上で、重要になるのが「融資」です。必要な資金を調達出来るか出来ないかで、事業の運営方法が変わってくるからです。
その為にも、「あと、どれぐらい借りられるのか?」ということは、気になるでしょう。
今回は、「金融機関が考える借入限度額の目安」の計算方法についてお伝えします。
経常利益から計算する
計算式 : 過去3年分の経常利益の平均 × 50% × 7
融資に対して、厳しめの対応をする金融機関の場合、こちらの計算方法を使って、融資限度額の目安を計算します。
「経常利益の50%」というのは、税金支払いを考慮した金額であり、「税引き後利益」に近い数字になっている。上記「1」や「2」の計算方法に比べて、少なめの数字になります。
経常利益が右肩上がりになっている場合は、後ろの倍率が7倍より増えてきますし、右肩下がりになっている場合は、7倍より少なくなります。
金融機関の考え方を、ある程度把握しておけば、スムーズに融資をしてもらうことができます。融資を申し込む際は、金融機関の考え方を熟知している best place にご相談ください。
【一般社団法人融資コンサルタント協会】【 SP融資コンサルタント】澤井 誠