いざというときに知っておきたい銀行融資に頼らない資金調達方法②
いざというときに知っておきたい銀行融資に頼らない資金調達方法②
こんにちは。
前回は、銀行融資とは違ってAIを使ったIT系の資金調達方法について、お伝えしました。
AIを利用して審査をしているため、申し込んでから、審査までの時間が短く、急ぎで資金が必要なときには、とても有効です。しかし、銀行に頼らない、資金化までの期間が短い資金調達手段は、他にもあります。
【契約者貸付制度】
「契約者貸付」というのは、「積み立て型生命保険の積立金の一部を貸し付けてもらえる制度」のことです。
詳しく言うと、「生命保険の解約返戻金の範囲内でお金が借りることのできる制度」です。
【契約者貸付制度のメリット】
(1)融資のスピードが速い
解約返戻金は、生命保険を解約した場合、戻ってくるお金のことです。すなわち、自分自身で積み立てているお金とも言えます。ですから、融資に関する審査がありません。
その為、申し込んでから、資金が送られてくるまでのスピードは、とても速いです。
保険会社によりますが、融資を申し込んだ当日に、資金を送ってくるところもあります。
(2)金利が安い
これも、保険会社によって違いますが、カードローンや、消費者金融の金利に比べると、遙かに安いです。
スピード重視の資金調達の場合でも、比較的安く、お金を借りることができます。
(3)返済日が決まっていない
銀行からの借り入れや、キャッシング・カードローンの場合は、毎月、一定の金額の返済を求められますが、契約者貸付の場合は、保険の期間内であれば、いつでも好きなときに返済することができます。
逆の言い方をすれば、返済できなければ、いつまでも借りておくことができます。
(4)信用情報に記録が残らない
カードローンや消費者金融を利用した場合、その金額が大きければ、金融機関に融資を申し込んだ際、それを理由に断られることがあります。しかし、契約者貸付の場合は、借入をしても、信用情報に記録が残りませんので、後に金融機関から融資を申し込む際に、不利になることはありません。
「すぐにでも資金が必要であるのにもかかわらず、取引金融機関に融資を断られた」からといって、あきらめる必要はありません。他にもいろいろな資金調達方法があるからです。
もし、融資を断られて困るような場面があれば、資金調達全般について熟知している best place にご相談ください。
【一般社団法人融資コンサルタント協会】【 SP融資コンサルタント】澤井 誠